保育問題の「不満・不安」――気づいたら伝えよう!
待機児童問題を見える化!そんなマスメディアのデータをご紹介します。
来年度の保育関連施設の申込がそろそろ始まる時期となりました。共働きのご家庭にとって、子どもの預け先を確保できるかどうかは、死活問題です。これだけ保育園と学童保育(放課後児童クラブ)が足りない、足りないと言われながら、増え続ける待機児童に、なかなか追いつかない施策。保育士の給与の低さ・低待遇や、政府・自治体による公的支援の乏しさなど、いろんな問題がありますが、全体像が見えづらく、なかなか客観的に把握することができません。
そんなときこそ。マスメディアの出番ですよね。朝日新聞がインフォグラフィックスで分かりやすく解説しています。
自分の自治体では、認可外利用者や育休中も含めた隠れ待機児童がどんな内訳になっているか、保育料がいくらか(3歳未満の平均と最高額)、近隣の自治体がどうなのか、とっても分かりやすい!
この情報を利用して、ぜひ自分の自治体に意見を伝えましょう!感じたことを伝え続けることで、物事は動きます。ママ友同士の愚痴も、不安や不満のシェアもいいけれど、「困った」「どうしよう」「変えたい」と思ったり感じたりしたことは、すぐには変わらなくても、ちゃんと伝えることで、いつか必ず打開できるはずです。未来を信じることから、改善も進化も始まります。
それは既に保育園や学童保育に通っていても同じです。モヤモヤはため込まず、子どもの担任、もしくはナナメの関係で主任やお隣のクラスの先生など、伝えやすい人にきちんと伝えましょう。
最初のきっかけはママ友への愚痴であっても、最後には子どもを預かる責任者にしっかり伝えることが、利用者の権利であり、責任でもあります。陰で愚痴って終わり、というのは、間接的にどう伝わるかもわからず、一番良くないパターンです。
まずは大人同士が気持ち良いコミュニケーションを心がけて、子どもに最適な環境を築いていきましょう!
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