赤ちゃんはおっぱい・ミルクだけじゃ育たない
「赤ちゃんは未熟だから我慢できない」――未熟という表現が正しいかどうかは別にして、成長を経て我慢もだんだんとできるようになるものの、「赤ちゃんが泣くのはしょうがないよね」という認識は、一昔前まで当たり前だったような気がします。ですが、今は「公共の場で赤ちゃんを泣かせるなんて」「うるさい」「どうにかしろ」という厳しい視線も少なからず感じることは事実です。
3人の子に授乳した、否、現在進行形でしている経験から言えることは、赤ちゃんが泣いてるときほど、おっぱいで落ち着くことが多いし、赤ちゃんがおなかをすかせるのは待ったなしだし、そもそもみんな赤ちゃんから大きくなったんだし…。
公共の場での授乳が――もちろん授乳服などを活用して、ある程度のさりげなさ、公共の場に溶け込む自然な姿は必要でしょうが、もう少し寛容に受け止められたら、赤ちゃんの泣き声にイライラする人にとっても、平穏なひとときを提供することになるのでは、と感じる次第です。
そして国際認定ラクテーション・コンサルタントの奥さんが語る「赤ちゃんが欲しがっているのに授乳しなかったら、それは社会の虐待」と語るゆえんは…。生物学的な知見も交えたお話に納得!
授乳、あるいはミルクを与えるのは3時間おき、と言われるけど、おっぱいはもっと頻繁におなかがすきます。その理由もきちんと説明してくれていて、本当に多くのママ、パパに読んでほしい記事です。
そして、赤ちゃんは、おっぱい・ミルクを与えるだけでは育たないのです。栄養を与えていれば育つというのは傲慢。みんなここまで大きく成長しているのは、必ず、誰かに大切にあやしてもらっているからこそ、だとの自覚を持っている人はどれだけいるでしょうか。
いろんな視点で「おっぱいをあげること」について語っていて、とても興味深い「公共の場での授乳問題」についての連載です。子育てに関わる人以外にもぜひ読んで、考えてもらいたい内容です。
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